シマノ・バイカーズフェスティバル

Trail Ride+

リフトを使って繰り返し走行できるアップダウントレイルを特設し、MTB好きなスタッフたちが「あったらいいな」と思う異日常を詰め込みました。MTBを始めたばかり、逆にレースにはまりすぎて疲れてしまった、そんなライダー達にトレイルライドの楽しさを(再)発見してもらいたいという想いからTrail Ride+が誕生しました。






シマノサポートライダーと一緒に「コースウォーク」でトレイルの細部までチェック

まず「朝の会」で参加者の顔合わせとイベントの説明を済ませると、第1ペアリフトに乗ってスタート地点へ移動。シマノサポートライダーの山本幸平さん、DHとエンデューロの現役ライダー永田隼也選手と井手川直樹選手がそれぞれリーダーとなり、3つのグループに分かれてコースウォークを開始しました。全長830m、高低差410m、2回の下りと1回の上りを繰り返す特設コースの説明やセクションの攻略方法、ブレーキングや加重・抜重のタイミングなどの乗車テクニックのレクチャーも交え、実践的でわかりやすい説明をしていただきました。もちろんその間、参加者の皆さんからの質問にも丁寧に対応。「ものすごく参考になりますね!」と、これからレクチャーされた内容を基に実際に乗ってチャレンジできる期待に胸が膨らんでいる様子でした。








まずは「はじめの1本」!
そして「フリー走行」はまさに自由、そして楽しくライドできた時間に

次に「はじめの1本」からスタート。1日の成果を数字的に実感できるようタイム計測を行うために、まずは自分の実力はどの程度なのかを知る目安として1回目のタイム測定を行いました。
このはじめの1本が終わると次はフリー走行が始まります。時間も3時間15分と余裕をもったタイムスケジュールとなっており、休憩やラインチブレイクを挟みながら好きなタイミングで何度も走ることができます。また、コース内では常に待機している3名のサポートライダーにお手本を見せてもらったり、アドバイスをしてもらったりと、参加者の皆さんは充実した時間を過ごされていました。また、多くの方々が成功するまで苦手セクションを何度もチャレンジし、その進歩を感じることが大きな楽しみにつながっているようでした。これこそがトレイルライドの大きな魅力といえるでしょう。涼しい木陰のトレイル内では時に大きな歓声が沸き上がり、終始爽やかな笑い声に包まれた空間でした。








フォトコンテストの表彰も!テーマは「これが私の『異日常』」

2回目のタイム計測も無事終了し、1日の成果に皆さんとても満足された様子。終わりの会ではサポートライダーが選出した特別賞3名の表彰もあり、楽しい時間が流れました。また、「これが私の『異日常』」をテーマにしたフォトコンテストの表彰も同時開催。優勝には参加されたたご友人を応援するためのアイテムを自作し、その楽しそうなセルフショットが選ばれました。この作品は、エントリーしていながら大会1週間前に自主練習で怪我をしてしまい、残念ながらMTBに乗って参加ができなかった神谷さんの作品。 「怪我で実際に乗ることができませんでしたが、コースウォークには参加させてもらい井手川選手の説明で普段疑問に思っていたこともたくさん解決できました。実際に乗って挑戦できなかったことは残念ですが、フォトコンテストで優勝できてとても嬉しいです!」と満面の笑みで答えてくれました。






楽しいのはもちろん、スキルアップにもつながった一日!

「レースはちょっと…」とか「難しいセクションをどうやって乗ったらよいのかよくわからない」そういった参加者の皆さんにとっても、得るものが大きい一日となったようです。熟練ライダーの皆さんはアドバイスを受けながら、より高度なラインにひたすらチャレンジする様子も印象的でした。今年初めての開催したTrail Ride +。多くの方々が進化と変化を感じ、充実した笑顔があふれていました。






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