シマノ・バイカーズフェスティバル

伴走クリニック

伴走クリニック for XC Light / XC Kids1 / XC Kids2 / GX Light

トップライダーと一緒にレース直前のコースに入り
速く走るための実践的なテクニックを学ぶ

大会2日目、各レースのスタート前の時間を利用して、シマノがサポートするプロライダーによる伴走クリニックが開催されました。実際にレースで使うコースをプロライダーと走りながら攻略法をその場で聞けるとあって、各クラスともに多くの参加者が集まりました。
朝8時5分からはキッズを対象としたクリニックを開催。低学年は4回のオリンピック出場経験を持つ山本幸平さん、高学年はMTBとシクロクロスで全日本チャンピオンに輝いた宇都宮ブリッツェン所属の沢田時選手が担当。低学年のクラスでは、山本さんが真っ先に空気圧の大切さを語り、選手たちのバイクをチェック。最適な空気圧でレースに挑めるよう調整が行なわれました。高学年クラスは早々にコースに入り、芝生の上りカーブでタイムを縮めるためのライン取りなど勝つための具体的な話があり、目を輝かせながら熱心に耳を傾けていました。質疑応答の時間にはテクニカルな質問が連発、元気なキッズのパワーに熱く答えていました。
大人を対象とした伴走クリニックでは、XCとGXの2カテゴリーで開催。XCは山本幸平さんが担当。コースを走りながらポイントとなるセクションで停車し、山本さんが複数あるラインから、どこを選べば転びにくいかなどを解説。また「ホームストレートで給水するのが安全」など、具体的なレース攻略法をたっぷりと聞けました。
GXの講習では、沢田時さんがバイクを乗り換えて登場。「MTBと違ってサスペンションがない分、タイヤが滑りやすく転倒のリスクが高いので、いかにタイヤを滑らせないかが一番のポイントです」とアドバイス。コース内では、転倒のリスクが高い下りのコーナーで減速のタイミングとライン取りをしっかりレクチャーしていただきました。参加者からは「昨日も走りましたが、こんなラインがあったことを知れただけでもうれしいです。今日のレースではもっと上位を狙います」など、貴重なトップライダーのメソッドに、多くの参加者が自信をつけたようです。
各クラスともに、ビギナーから上位入賞を狙う選手まで様々な参加者が見られました。ビギナーの方にもわかりやすい丁寧な説明で、要所で「安全にゴールに戻ることがなにより大切」であることを話されていました。






伴走クリニック for DH Race

狙うはタイムアップ!トップライダーだけが知る秘密のラインを伝授

大会2日目の「DH Race 泣きの一本」を前に、DH Race参加者を主対象にした計2回の伴走クリニックを実施しました。講師は現役エリートライダーの井手川直樹選手と永田隼也選手。このあと行われる「DH Race 泣きの一本」のコースでのレッスンとなりました。集合場所のリフト終点近くでレッスンの概要を紹介。井手川選手から「ここをこう走れば、確実に2秒は速くなる」という実践的なアドバイスや、参加者から質問があった場所など、とても丁寧なレッスンが行なわれました。
続いて井手川選手を先頭にコースを実走。連続するコーナー、丸太がある滑りやすいセクションなど、ライン取り次第でタイムアップが狙えそうなポイントで止まってレクチャー。「どのラインを取るべきか」「そのラインを選ぶ理由」について詳しく解説。永田選手が実際に走ってみて、そのあとに参加者がトライします。「あくまでもこれは、僕が考える最速のラインです。もっと速く走れるラインがあるかもしれないし、絶対ではありません。レース前の試走の段階で何度も試してみて、徐々にスピードを上げながら自分自身の最速ラインを決めてください」と井手川選手。参加者からは「小さなバンクを見逃さずに使えばスピードを落とさずに走れることを知れて、とても参考になりました。プロの走りやライン取りはやっぱり全然違いますね」との声も聞かれました。少人数でしっかりと学べる貴重な機会となったようです。








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