土日にまたがる、バイカーズ名物のオンロードメニュー。南八ヶ岳オンロードライド。今年は八ヶ岳山麓にエリアを戻しての開催となりました。ちなみに各ネーミングの数字はコースの獲得標高。起伏にとんだこのエリアを、地図や看板、GPSデータを頼りに走ります。
そして、今年の目玉はなんといってもシマノレーシングと一緒に走れる。というところ。ジロ・デ・イタリア完走の野寺監督を筆頭に、シマノレーシングの選手が全面サポートを買って出てくれました。
八ヶ岳山麓の南部をぐるりと走るコースレイアウト。2000のコースは、二週間ほど前の豪雨災害で一部通行止めとなってしまい、残念ながらショートカットコースになってしまいましたが、それでも満足な走りごたえ。1000と800も、ほどよい負荷だったようです。
ロングライドの楽しみ、エイド食も今年はさらにグレードアップ。厳選された各地の食材が並びます。
「シマノレーシングの伴走と励ましのおかげで完走できました」という感謝の声や、「とても親切に接してくれたので、いっそうシマノレーシングを応援します！」といったうれしいお言葉もいただきました。
お天気にも恵まれ、シマノレーシングとの贅沢な時間も感じられた、充実のロードライドになったようです。

今年から新たに加わったメニュー「Ride＆Fishツアー」。文字通り、シマノの2台看板である自転車と釣りの両方を楽しんでしまおうというツアーです。
まずは、自転車はレンタルでE-バイクをご用意。富士見パノラマをスタートしたら、旧甲州街道沿いに釜無川つりぼりセンターへ向かいます。ハンドルを釣り竿に持ち替えて狙うはニジマス。魚の反応も上々であちこちから歓声が上がります。
ひとしきり楽しんだら、釣った魚はスタッフがクーラーに入れて再び自転車にまたがり近くのペンションまで。
そこで今度は、ペンションオーナーが腕によりをかけてそのニジマスを塩焼きとフライに調理。もちろんおいしくないわけがありませんね。
E-バイク、釣り道具、食事まですべて用意されているので、皆さん手ぶらで参加できるこのツアー。
夏休み感満載の、皆さん常に笑顔が絶えないツアーになりました。

街中でも普通に見かけるようになった電動アシスト自転車。でもスポーツバイクタイプとなるとまだまだ少ないと思います。大きく違うのは乗った時のポジションでしょうか。移動よりも、よりスポーツライドに特化したアシストバイク。それがE-スポーツバイク。
そんなE-スポーツバイクをレンタルでしっかり体験できるツアーが、このE-スポーツバイク体験ツアーです。今年も協賛各社のご協力により、レンタルバイクは、クロスバイクや、ロードやグラベルバイクなどのスポーツバイクを取りそろえることができました。
コースは、アシストバイクの特性を考えたしっかり起伏のあるレイアウト。
やはり登りになると皆さん自然と笑顔になります。「これに慣れると普通の自転車に戻れない」との声も。
JA新田エイドでは、立場川を渡るさわやかな風と、厳選した地元エイドメニューがお出迎え。
長すぎず短すぎず、適度な距離感でアシストバイクの魅力を十分に体感できるツアーでした。

ロゲインとはオリエンテーリングの一種で、地図とコンパスをたよりに、あらかじめ設定されたチェックポイントを制限時間内に効率よく獲得し合計得点を競うゲームです。ツーリング種目の中では唯一表彰対象のメニューでもあります。
毎年恒例になりつつあるバイカーズロゲイン。今年は富士見パノラマから北のエリアの富士見町～原村エリアを中心にポイントが設置されました。
制限時間は3時間。ブリーフィングを済ませたら、各チームおもいおもいの戦略で各ポイントを目指します。遠くは多留姫の滝や八ヶ岳美術館まで足を延ばしたチームもありました。
優勝は男性チームの部「バルバトス」。男女混合チームの部は「スノーエンジェルちゃり組」。Kidsを含むチームの部は「Limited Team 846」。このチームは全体でも492ポイント、大差での勝利でした。
今年も優勝賞品は地元の高原野菜セット。去年コロナで割愛されていた勝利者インタビューも復活して、良い夏休みの思い出になったのではないでしょうか。

買ったパン等をお店で預かってもらい、それをツーリングスタッフが車で回収、ゴール後お渡しするという「手ぶらツーリング」で好評を博しているベーカリーライド。去年までは日曜日のみの開催でしたが、今年拡大して土日のメニューに生まれ変わりました。富士見町、原村付近、八ヶ岳山麓に点在する選りすぐりのパン屋さん土日合わせて8軒を自転車でめぐります。
富士見パノラマをスタート。カップルや家族連れなど、去年も参加されていたリピーターの方もちらほら。皆さん地図と案内看板、GPSデータを頼りにおもいおもいのペースで巡ります。もうひと頑張りが難しいお子様には、巡回しているレスキュー車がサポートするなどのシーンも。
みなさん、両手で抱えきれないほどのパンを買いこんで、満面の笑顔で受け取って帰られました。