“心地よいフロー”を追求し、さらに進化したTrail Ride+
普段のトレイルライドに、バイカーズにしかできない“+(プラス)の要素”を加えることがコンセプトの種目。今年は新たに下り基調の「スペシャルコース」が加わるなど、トレイルライドの醍醐味である“心地よいフロー”を存分に体験いただけるよう、多くの工夫を盛り込みました。
普段のトレイルライドに、バイカーズにしかできない“+(プラス)の要素”を加えることがコンセプトの種目。今年は新たに下り基調の「スペシャルコース」が加わるなど、トレイルライドの醍醐味である“心地よいフロー”を存分に体験いただけるよう、多くの工夫を盛り込みました。
「朝の会」では1日のスケジュールをはじめ、シマノサポートライダーの面々をご紹介。4回のオリンピック出場経験を持つ山本幸平氏、DH全日本優勝経験のある井手川直樹選手、永田隼也選手、清水一輝選手、加えてゲストライダーとして、今年の全日本MTB選手権XCチャンピオンに輝いた宇都宮ブリッツェン所属の沢田時選手という豪華メンバーが勢ぞろいしました。
続く「コースウォーク」では、リフトに乗ってスタート地点まで上り、5つのグループに分かれて出発。各グループにシマノサポートライダー1名がリーダーとして同行し、木の根や岩の乗り越え方、難しい場合の回避方法など、次々に現れるセクションの攻略方法や注意点について丁寧な説明が行われました。
今の自分の実力がどの程度なのか目安を知ることができる「はじめの一本」では、一人一人が個別にスタートしメインコースの走行タイムを計測。
その後の「フリー走行」では、自分のペースで思う存分にトレイルを走行。さらに、リクエストすればシマノサポートライダーが一緒に走ってくれるというシーンも。プロの走りを目の前で見て学んだり、走行後にレクチャーを受けたりと、貴重な時間を過ごされていました。
また、今年新たに加わった「スペシャルコース」は、トレイルライドの本質を追求した渾身のコースで、距離約650m・高低差約127mの下りのシングルトラック。縦の動きを意識したストンと勾配が落ちるような動きを楽しめる設計です。初心者の方でも走行できるよう要所でエスケープできるコースも設定したこともあり、多くの方にお楽しみいただけました。
充実した一日の成果は「締めの一本」のタイム計測で明らかに。中には「はじめの一本」と比べて1分以上もタイムを縮めている方もおられました。シマノサポートライダーと過ごした貴重な時間が大きな成長を生み出したのではないでしょうか。
最後の「Mega Train」では、新設の「スペシャルコース」を加えた総距離約1,490m・高低差約190mを、参加者の皆さん、シマノサポートライダーで連なって走行。
「終わりの会」ではカテゴリー別に「締めの一本」のトップタイム3名、さらにシマノサポートライダーが独自の視点で選んだライダーの表彰も行いました。