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新しい試みが満載!
初めての人もリピーターも存分に楽しめる、シマノバイカーズフェスティバル
MTBを中心としたスポーツバイクの祭典、シマノバイカーズフェスティバルが7月29日(土)、30日(日)の両日、長野県富士見町の富士見パノラマリゾートを主会場として開かれました。昨年に引き続き今年も2日間通して朝から快晴。例年以上に気温が高いものの、高原地帯特有の乾いた空気で「じめじめとした酷暑の下界よりかなり過ごしやすい!」と、参加者の声。
今大会のオープニングレースは、小学生たちによるXC Kids。午前8時にレース開始を告げるエアホーンの音が響くと、会場のボルテージが一気に高まりました。
今年はレース系種目の見直しが行われ、昨年登場したグラベルバイクやシクロクロスバイクによる種目はGX(グラベルクロス)となり、XC(クロスカントリー)、DH(ダウンヒル)、GXと大きく3つのジャンルに分かれました。さらに競技時間が短くコースの難易度を抑えたビギナー向けの“Light”、たっぷり走りたい人や難易度の高いコースに挑戦したいレース志向の人向けの“Race”、という2つのカテゴリーが設けられました。また、シマノサポートライダーが各種目のコースでオフロードの走り方やテクニックを伝授する伴走クリニックを実施。XC系は東京五輪代表の山本幸平さん、GX系は宇都宮ブリッツェンの沢田時選手、DH系は井手川直樹選手や永田隼也選手が務めました。
さらに今年はレースでもツーリングでもない新種目として、「Trail Ride+」が登場。会場内にアップダウンを含んだシングルトレイルを特設しました。最初と最後のタイムドセッション(タイム計測)に加えてリフトを使って何度でも走れるフリー走行時間を設け、その間はシマノサポートライダーからの直接アドバイスを受けたり、苦手なセクションだけを繰り返しトライできるようになった他、フォトコンテストや最後に参加者全員で走行するMega Trainも実施。MTBを始めたばかりの人からいつものレースとは違う走り方を楽しみたい人まで、「記録」よりも「記憶」に残し、「成長」につながるような新種目として人気を集めました。
ツーリングでは、グラベルガイドツアー以外に距離の長いグラベルライド「南八ヶ岳グラベルライド1000」を新たに追加。南八ヶ岳の雄大な山々を活用したコースは、近年増えているグラベルライダーにも好評をいただきました。また、E-スポーツバイクやE-MTBで参加できる種目も増え、より幅広い参加者にツーリングを楽しんでいただけるようにもなりました。さらに今年のオンロードツーリングの目玉である「南八ヶ岳オンロードライド」には、シマノレーシングの選手たちがスタッフとして同行。参加者の皆さまと楽しく交流する場面も見られました。
小学校入学前の子どもたちによるエキシビションレース「Milky」は、例年日曜日のみの開催でしたが、今年はより多くの方々にお楽しみいただけるよう土・日の両日で開催。たくさんの自転車キッズたちの笑顔が会場に溢れました。
会場レイアウトを一新し、試乗コースとレース会場の一体感がアップ
6Wheel&Campingゾーンも登場し、イベントがさらに充実!
シマノバイカーズフェスティバルといえば試乗や出展社PRブースなどのイベントも人気ですが、今年はそこにアウトドアの要素をプラス。クルマ×自転車×アウトドアを楽しむための「6Wheel&Campingゾーン」が初登場しました。神奈川トヨタ自動車株式会社が手掛ける「GOOD OPEN AIRS myX」にプロデュースしていただき、ルーフトップテントやタープ、自転車をクルマに取り付けるキャリアなどを扱うアウトドアブランドが集結。自転車とクルマとキャンプを楽しむ6Wheel Lifeのライフスタイルをフィールドで展示。また、ご家族で楽しめるワークショップも開催いたしました。
自転車関連の企業がブースを出展し完成車やコンポーネント、ウェア類などを展示する「出展社PRブース」は、今年はバイカーズビレッジとバイカーズモールの2か所で展開。バイカーズモールではMTBやグラベルバイクを中心に完成車や用品が一同に展示されたブースが並んだのに対し、バイカーズビレッジでは試乗車をメインに用意する出展社が集まり、ゲレンデ下部に設置されたブースレイアウトを活かして試乗コースへと簡単にアクセスできるようになり、メイン会場が例年にも増して賑わいました。
富士見パノラマリゾート様のご厚意により開催されるウェルカムパーティーでは、富士見太鼓保存会による和太鼓演奏が披露され、地酒「真澄」や八ヶ岳山麓のブルワリー謹製のクラフトビール、地元レストラン特製のハンバーガーが無料で振る舞われました。さらにウェルカムパーティーの中で行われたデュアルスラロームエキシビジョンレースには、日本におけるMTBシーンの黎明期を盛り上げたレジェンドライダーが参戦。会場に詰めかけたギャラリーを沸かせました。
その他にも、八ヶ岳・諏訪湖エリアの選りすぐりのベーカリーのパンや地元で採れた高原野菜などを販売する「バイカーズ マルシェ」、オリジナルコースターや鹿の角のキーホルダー製作、大阪堺の伝統技法「注染(ちゅうせん)」の実演とうちわ製作体験などをお楽しみいただけるワークショップも大盛況。とくに親子連れの参加者に人気でした。
第31回シマノバイカーズフェスティバルの写真を販売!
※こちらのサイトはシマノが運営しているものではありません。
●オールスポーツコミニュティ ウェブサイト〈http://allsports.jp/〉
●第31回シマノバイカーズフェスティバル 掲載ページ〈http://allsports.jp/event/01212938.html〉